ESSAYS IN IDLENESS

 

 

Sauna is the Greatest

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年末最高のアクティビティは以前も来た西湖沿いのキャンプ場で屋外テントサウナだった。大学のサークルの同期、先輩、後輩で朝からいそいそと湖に向かった。空気のうまい冬の西湖、ほぼ雲がない快晴で日中の気温も高くて過ごしやすい。湖の畔にテントを立てたら早速着替えてサウナにイン!蒸し上がるサウナストーン、そこにかけるアロマ入りの湖の清水!あっという間に高まるサウナの中の気温。だいたい115℃くらいまで上がっていたらしく、ガンガンに熱波を感じ体ができあがっていく感じがした。我慢に我慢を重ねつつ、少しでも温度が下がったら薪を投入して温度を高温に保つ。いいおっさんが5人も狭いテントの中に入って汗を書いてるなんてめちゃくちゃ気持ち悪い光景だけれど、やってる側からすると最高以外の何物でもない。こらえきれなくなってテントを出て、走って湖にダイブすると、もはやその水は氷水に等しいくらい冷たく、あっという間に足が痛くなる。おそらく水温は10℃かそれより下ではないだろうか。こんなに冷たい水風呂には入ったことがなかった。その後、サウナポンチョを来て椅子に腰掛けているとすぐに「整う」感じがした。かるい目眩のような感じがしつつも、体から熱が放出されて気持ちがよい。この状態で飲む水やポカリの旨さ、そしてタバコを吸えるという快感たるや!それを3セッションくらい繰り返したが、友達も含めどのセッションでもバチバチにキマりまくっていた。湖を眺めながら虚ろな表情をしたおっさんが5人並んで座っていたらハタから見たらかなり怖いシーンだと思う。そのあとのBBQは言うまでもなく最高。普段の倍量飯が食えるし、何を食べてもうまかった。

翌朝、キャンプ場にあるフィンランド風のサウナに入ったらまったく整わず、寒いし汗がベタベタして気持ちが悪いだけだった。本当にあれはサウナの風上にも置けないクソサウナだったと思う。気分転換に温泉に入って東京に戻った。

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