Be Patient Part2
在宅勤務になってからまる1週間が経ち、緊急事態宣言が出された。出歩いている人が少ないというが、自宅からほぼ出ていないのでそれが本当なのかどうか自分の目で確かめられたことはない。好きな映画を見に行くことも、美術館やギャラリーに行くことも、カフェでゆっくりすることもなくなった。適当に出歩いて古着屋を見に行ったり、古本屋やレコード屋に行くこともできていない。自宅にある本を読んだり、Netflixを見たりすることくらいしかやることがなく、仕事とプライベートの境目もなくなりメリハリのない淡々とした日々を送っている。人と話さない日々が続くと気が滅入ってくるので、たまに参加するオンラインのお茶会ないしは飲み会はこころの癒しになる。なんなら、毎日仕事の終わりに22時くらいからやってもいい。
自分の生活で変えたところは、人手が少なくなってからランニングにいくことと、簡単なトレーニングを始めたこと、そして毎日浴槽にお湯をためてゆっくり風呂に入ること。もはや肩や腰に限界が来ているのと、ストレスで体調がおかしくなることが増えたので少しでも体への負担を減らしていきたいという思い(=老化、、、)がある。そういえば、誕生日が来たけれどこんなに侘しい気持ちで過ごした誕生日もあまりない。
心配なことといえば、小さな商売をしている僕の周りの人達のこと。通っている定食屋や、好きなお店がなくなってしまわないだろうか。外出を自粛する必要がある以上、直接的な支援はどうしても難しく、彼らが苦心してオンラインでお店を開くのをInstagramで見ているくらいしか今の所できることがない。このような経済難の状況において比較的安定した立場でいられる自分はまだいい方で、自粛期間が明けた後にどれだけ状況が変わっているかは恐ろしくて想像もしたくない。
毎日ついついやってしまうのは、登山道具を売っているお店のサイトを見ながら次に登る山を考えること。外出してもよいとなったら、颯爽と車に乗って遠くの山まで行ってきれいな景色をみたい。自分なりに工夫をして、気に入った道具を新調して快適に山道を歩きたい。そして写真をたくさん撮りたい。全然関係ないけれど、流れてしまった友達との約束も果たしたいし、サウナにも入りに行きたい。会えなかった人達と会ってたくさん話をしたい。