ESSAYS IN IDLENESS

 

 

The Remains of the Day

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最近パソコンを買い替えてみた。長年使っていたiMacがついに壊れ、手持ちのMacbookもファインダーを開くたびにフリーズしてしまうようになってしまったから。それがなにが問題か、というともう2年前になってしまうが、アメリカにいた頃の写真を見返すことが難しいということだった。見返せないわけではないが、大量にある写真を見るだけでも時間がかかるのに、少し見ては再起動、再起動、、、となってしまってはさすがにしんどいってもので。ついでに大きめのモニタやいろんなものを整備して、快適な環境で写真を見返しているわけだけれど本当にもう快適すぎて涙が出そうになってしまう。忘れかけていたアメリカの空の広さや道の果てしなさを思い出し始めている。今見返しても、やっぱりこの頃の自分は生き生きしていたなぁ。

なんの希望もない人生だけれど、最近良かったことがもう一つ。会社で趣味の話をするためのオンライン上のスペースを運営し始めたのだけれど、予想の何倍も好意的な反応が大きい。自分の好きなものやいいと思うことを気軽に投稿して良い、ただし批判は厳禁。というルールだけを設けて基本的に自由にやってもらっているがとても良い質の情報が集まるようになった。まだ広く開かれたスペースではないけれど、すこしずついろいろな人に知ってもらいたいなと思う。やはり、人が一番心地良いと感じられる環境というのは「感性の垂れ流し」ができる環境だと思う。そしてそれがゆるく受け止められること。

hiroshi ujiiedays