PORTLAND INTERNATIONAL FILM FESTIVAL
2月の中頃からPIFFことポートランド国際映画祭がスタートした。
日本にいる頃は映画祭とはほとんど無縁で(だって大体平日に上映されるじゃないか!)、自分としては待ちに待ったという感じがする。この映画祭では本当に多くの映画が上映されたので、とてもじゃないけど見きれない。この週はジャズフェスティバルも開幕していたし、期末のテストも重なり、映画にライブに毎日勝手に忙しかった。
自分が見たものをメモ代わりに記録しておくことにする。
The Son of Joseph ☆☆☆☆
Directed by Eugène Green
マチュー主演のコメディ映画、アキ・カウリスマキの映画を見ているような心地のよさ。独特のユーモアと感性が素晴らしい。この映画だけが唯一終演後に拍手喝采を浴びていた。
All These Sleepless Nights ☆☆☆☆
Directed by Michał Marczak
サントラにCaribouのCan't do
Like Crazy ☆☆☆☆
Directed by Paolo Virzì
精神病院に入ったお金持ちのおばさんと、子供と離れ離れになった母親の物語。破天荒なコメディ映画だけれども、優しさに溢れていて素晴らしい。身勝手過ぎる主人公は見ていて気持ちがいい。思わず何度も笑ってしまったし周りも全員大爆笑だった。
Suntan ☆☆☆
Directed by Argyris Papadimitropoulos
ギリシャの美しい田舎町にきた中年の医者が、美しい町娘に恋をしてしまい人生が破滅していくというストーリー。クラブではしゃぎまわったりビーチで裸で駆け回るシーンがとても美しい。物語の後半はもっと気持ち悪くなってきて、その対比が強烈な印象を残す。もっとも途中退席が多かった一本。
Frantz ☆☆☆
Directed by François Ozon
フランソワ・オゾンの最新作。僕は彼の作品の中ではこの映画が最も好きかもしれない。純粋な戦争物を描いた映画で、画作りやストーリーが緻密に構成された映画らしい一本。
Staying Vertical ☆☆☆
Directed by Alain Guiraudie
Staying Verticalって何のことかと思ったら
The Commune ☆☆☆
Directed by Thomas Vinterberg
デンマークのコミュニティハウスに起こる悲劇と喜劇を描いた映画。アパートに集う人たちの個性や、そこで起こる感情の動きが興味深い。
Kékszakállú ☆☆
Directed by Gastón Solnicki
何らかのオペラを元に映画を作ったという実験的な一本。ほぼすべてのシーンでカメラが固定されており、若干退屈さが感じられる。寝ていたのでほとんど覚えていない。
Directed by Joaquín Del Paso南米のある地域の零細企業の社長が突然死んでしまう
The Ornithologist ☆☆
Directed by João Pedro Rodrigues
JPR監督の最新作、かなり意味がわからなく、そういう意味ではアピチャッポン・ウィーラセタクンの映画に通じるところもあるのかなと。最前の最端で見たせいで頭痛と腰痛、肩こりに苛まされて映画を見るどころではなかった。。。
Personal Shopper ☆
Directed by Olivier Assayas
アサイヤスの最新作は間違いなく駄作中の駄作と言える。見終わった瞬間に観客全員が「What?!」と怒り始めるレベルだった。
見たかったけれど、見れなかったもの。もう少し時間と余裕があれば。いつかこの映画に出会える瞬間は来るのだろうか?
It's Only the End of the World
Directed by Xavier Dolan
*まさかチケットが売り切れているなんて!
Lost in Paris
Directed by Dominique Abel, Fiona Gordon
Fire at Sea
Directed by Gianfranco Rosi
*風邪が悪化しなければ行けたのに、、
Directed by Mahmoud Sabbagh
Burden
Directed by Timothy
Aloys
Directed by Tobias Nölle
One Week and a Day
Directed by Asaph Polonsky
The Distinguished Citizen
Directed by Gastón Duprat, Mariano Cohn
The Olive Tree
Directed by Icíar Bollaín
The Student
irected by Kirill Serebrennikov