ALASKA
見たこともない景色に勝手に既視感を覚えることが多々ある。
それは、昔見た映画や写真、そして絵もついていない小説の一文だったりするのだろうか。
物語の本筋には関係のない文章や映像の切れ端に、誰も目に止めないようなほんの些細な、
でも自分にとっては心底魅力的な何かを拾い集めている。
本や映画の内容自体は覚えていないのに、そうしたことにばかり気を取られている。
ある景色を見たときに、頭の中の砂底がふわっと浮き上がって何かの形を映し出す。
見ているような感覚。その瞬間はとても嬉しく、なんだって美しく見えるような気がしている。
I often feel
Were they a scene from movies, photographs, and a
I'm gathering some small pieces that are charming and that attract me that have no relationship with a main story.
But for me, those were very precious and necessary.
I couldn't remember the contents of books and the movies, but I was distracted only by those things.
When I saw the landscapes, a memory broke the surface and I could remember images.
That moment was very happy and I felt like I could see anything that looks beautiful.